とても落ち着いている

自分が病気だなんて嘘のようだよ。
きっと、何かの間違いだったんじゃないか?
薬も飲まなくていいのじゃないか?


一体、いつから始まってたんだろう。
元々、好きな物にはのめり込みやすくて、好きなことに関しては嬉々として話すけど、それ以外のものには全く目もくれない、B型の見本のような人間だったので、ハイになってたことには誰も気づいてはいなかった。犯罪とかもやってないし、全て性格で済まされる範囲内だったと思う。もしかしたら、躁病相からではなく、鬱病相から始まったのかもしれない。


ただ、今にして思えば、いつもよりも気が大きくなってたり、融通がきかなくてイライラしやすかったりっていうのはあったかも。
落ちたときは、それはもう異常なほどにいろんなことに怯えていたから、家族はおかしいと思ったんじゃないかな。
次から次へと不安が押し寄せてくるのです。大好きな歌も届かないほど。
もう二度とあんな世界には戻りたくないから、なんとしてもハイになるのを防がなきゃならないんだけど、フラットとハイの境界線がわからないのだ。


今はとりあえず、目先に楽しいことがあるから、なんとかやっていけてるけど、それが終わったらどうなるのかな、なんてうっすら考える。
空白を楽しいことでいっぱい埋めて、不安が浮かぶ暇もないくらいにできたらいいんだけどな。
しかしながら、今考えてるのは簿記二級を取得するという、めちゃくちゃリアルな話です。
だって、いつ私が今のところで仕事ができなくなるかわからない。そうしたら、今のうちに自分の利用価値を上げとかなきゃって話になるし。
こんな脳みそじゃ、誰かがもらってくれるなんてこともないだろう。


お先真っ暗だなあ、なんて思うけど、こんな私と何かやりたいって思ってくれてる人がいるのも事実で、悪い方にばかり目を向けてもいけないなあとも思う。


正負の法則っていうけれど、一体私は何を得て、何を失っているのだろう。
最後にはちゃんと、プラマイゼロにしてくれるのかな。
マイナス100くらいになってるんじゃないかしらん。たまらんなあ。